【MTG】本当は悲しい奈落の王
2011年10月11日 TCG全般 コメント (4)
『奈落の王/Lord of the Pit』、名前も姿も能力も圧倒的な存在感を放つこのクリーチャーに、MTGを始めた頃の私は心を奪われました。
奈落とは地獄の意ですが、地獄の荒くれ者達を統べる帝王。それが奈落の王です。
往年の名作サガ・フロンティアで似たような名前の『地獄の君主』がラスボスを務めたことからも、その存在感はまさしくラスボス級です。
そういえば、ゲゲゲの鬼太郎に登場した何ら威厳のない悪魔ブエルでさえ、50個師団(1師団は約2万人程度)の配下を従えていたことから、奈落の王としては、せめて100種類くらい手下クリーチャーがいて欲しいところです。
ということで、期待を胸に『奈落/Pit』にいる王の配下達を調べてみました。
【王とその配下達】
■奈落の王/Lord of the Pit
■奈落のしもべ/Liege of the Pit
■奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord
■奈落のインプ/Pit Imp
■奈落の守り手/Pit Keeper
■奈落の猛禽/Pit Raptor
■奈落の落とし子/Pit Spawn
なんと、予想に反して悪魔君の十二使徒よりも少人数という結果に。
もしかしたら奈落のインプや奈落の猛禽は何千匹といるのかもしれませんが、それにしてもこの種類の少なさは悲しいです。
地獄の軍勢としてはあまりにも少なすぎる。この人数じゃあ草野球のチームも結成できない。
もしかしたら、奈落は我々のイメージとは大きく異なる世界なのかもしれません。
そこで、今回は『奈落の王/Lord of the Pit』と彼を取り巻く環境を考察してみたいと思います。
【仮説1:奈落は実はものすごく小さい】
奈落という響きから、広大な地獄のような世界を思い浮かべていましたが、もしかしたらものすごく狭い領域の可能性があります。
例えば、『Pit』は奈落という意味の他にも、小さなくぼみや落とし穴等の意味もございます。
もしかしたら、『奈落の王/Lord of the Pit』ではなく、『縦穴式住居の主/Lord of the Pit』とかそういった訳し方が正解なのかもしれません。
【仮説2:大多数がストライキ中】
王と一部の者はプレイヤーの召喚に応じるが、その他の連中は何かしらの理由があって召喚に応じていない可能性があります。
要するに、実は知られていないだけで、他にも奈落にはたくさんの魔物がいるということになります。
現実世界でもストライキ(雇用側の行動などに反対して被雇用側が労働を行わないで抗議すること)というものがあり、会社の雇用側(運営者)は働くが、被雇用側(労働者)は働いていない状況が存在します。それと同じことが奈落で発生している可能性があるのです。
きっと、彼ら奈落の住人の労働とは、プレイヤーに召喚されることでマナを稼いでくることだと思われますが、ストライキ中でありそれに応じないため、召喚する側の我々プレイヤーの目には止まらないのです。
【仮説3:食べすぎた】
『奈落の王/Lord of the Pit』と『奈落のしもべ/Liege of the Pit』は、共にアップキープ時に生贄のクリーチャーを求める食いしん坊です。
こんなワンパクなのが2人もいたら、そりゃ奈落の住人も食べつくされてしまいます。
さて、私はこの中で仮説2を推したいと思います。
というのも、奈落の住人である『奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord 』と『奈落のしもべ/Liege of the Pit』は、実力も地位も『奈落の王/Lord of the Pit』と同じ程度です。
(*しもべと訳されていますが、Liege は君主という意味もございます。)
従って、召喚可能な奈落メンバー7人の内3人が王様レベルとなり、この構成にはさすがに違和感を覚えます。
おそらくですが、王の座を狙って奈落の3強が熾烈な争いをしているため、奈落の秩序はガタガタ。
会社だって社長や副社長が権力争いばかりをしていたら、労働者たちは仕事に嫌気がさしてきますよね。
それと同じで、労働者たる奈落の住人達は、権力争いに明け暮れるこの3人に嫌気がさし、ストライキを実施しているのでしょう。
もしかしたら、奈落は『株式会社奈落』なのかもしれませんね。
結論:奈落の王が情けなく感じてきた。
奈落とは地獄の意ですが、地獄の荒くれ者達を統べる帝王。それが奈落の王です。
往年の名作サガ・フロンティアで似たような名前の『地獄の君主』がラスボスを務めたことからも、その存在感はまさしくラスボス級です。
そういえば、ゲゲゲの鬼太郎に登場した何ら威厳のない悪魔ブエルでさえ、50個師団(1師団は約2万人程度)の配下を従えていたことから、奈落の王としては、せめて100種類くらい手下クリーチャーがいて欲しいところです。
ということで、期待を胸に『奈落/Pit』にいる王の配下達を調べてみました。
【王とその配下達】
■奈落の王/Lord of the Pit
■奈落のしもべ/Liege of the Pit
■奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord
■奈落のインプ/Pit Imp
■奈落の守り手/Pit Keeper
■奈落の猛禽/Pit Raptor
■奈落の落とし子/Pit Spawn
なんと、予想に反して悪魔君の十二使徒よりも少人数という結果に。
もしかしたら奈落のインプや奈落の猛禽は何千匹といるのかもしれませんが、それにしてもこの種類の少なさは悲しいです。
地獄の軍勢としてはあまりにも少なすぎる。この人数じゃあ草野球のチームも結成できない。
もしかしたら、奈落は我々のイメージとは大きく異なる世界なのかもしれません。
そこで、今回は『奈落の王/Lord of the Pit』と彼を取り巻く環境を考察してみたいと思います。
【仮説1:奈落は実はものすごく小さい】
奈落という響きから、広大な地獄のような世界を思い浮かべていましたが、もしかしたらものすごく狭い領域の可能性があります。
例えば、『Pit』は奈落という意味の他にも、小さなくぼみや落とし穴等の意味もございます。
もしかしたら、『奈落の王/Lord of the Pit』ではなく、『縦穴式住居の主/Lord of the Pit』とかそういった訳し方が正解なのかもしれません。
【仮説2:大多数がストライキ中】
王と一部の者はプレイヤーの召喚に応じるが、その他の連中は何かしらの理由があって召喚に応じていない可能性があります。
要するに、実は知られていないだけで、他にも奈落にはたくさんの魔物がいるということになります。
現実世界でもストライキ(雇用側の行動などに反対して被雇用側が労働を行わないで抗議すること)というものがあり、会社の雇用側(運営者)は働くが、被雇用側(労働者)は働いていない状況が存在します。それと同じことが奈落で発生している可能性があるのです。
きっと、彼ら奈落の住人の労働とは、プレイヤーに召喚されることでマナを稼いでくることだと思われますが、ストライキ中でありそれに応じないため、召喚する側の我々プレイヤーの目には止まらないのです。
【仮説3:食べすぎた】
『奈落の王/Lord of the Pit』と『奈落のしもべ/Liege of the Pit』は、共にアップキープ時に生贄のクリーチャーを求める食いしん坊です。
こんなワンパクなのが2人もいたら、そりゃ奈落の住人も食べつくされてしまいます。
さて、私はこの中で仮説2を推したいと思います。
というのも、奈落の住人である『奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord 』と『奈落のしもべ/Liege of the Pit』は、実力も地位も『奈落の王/Lord of the Pit』と同じ程度です。
(*しもべと訳されていますが、Liege は君主という意味もございます。)
従って、召喚可能な奈落メンバー7人の内3人が王様レベルとなり、この構成にはさすがに違和感を覚えます。
おそらくですが、王の座を狙って奈落の3強が熾烈な争いをしているため、奈落の秩序はガタガタ。
会社だって社長や副社長が権力争いばかりをしていたら、労働者たちは仕事に嫌気がさしてきますよね。
それと同じで、労働者たる奈落の住人達は、権力争いに明け暮れるこの3人に嫌気がさし、ストライキを実施しているのでしょう。
もしかしたら、奈落は『株式会社奈落』なのかもしれませんね。
結論:奈落の王が情けなく感じてきた。
【MTG】本当の勝利の掴み方
2011年10月10日 TCG全般 コメント (4)『か、勝った・・・だけど・・・全然嬉しくない・・・』
仲間内では勝率1割を切る私が久しぶりに勝利を収めました。
しかし何故でしょう。10試合ぶりくらいの勝ち星でしたが、ほとんど嬉しくありませんでした。
それは、対戦相手がフルパーミッションであったため、対ビートダウン戦では考えられない程の長丁場を戦い抜き、更にこちらのプレイするカードが尽く打ち消されていったため、単細胞な私は精神的にボロボロになり疲れ切ってしまっていたのです。
MTGは手札を駆使して対戦相手とライフを削り合う、言わばお互いの『技』を競い合うものだと思っていました。
しかし、同時に精神力の削り合いでもあり、『心』と『技』の両方を競い合うものだということをその時改めて思い知らされました。
となると、勝率1割を切るノンテクニックな私の場合、いっそのこと『技』は捨て置いて、相手の精神力を削りに行くという『心』に勝負所を絞っても良いかもしれません。
疲労困憊になった対戦相手をライフ0の私が見下ろす。試合に負けて勝負に勝つ!そんな勝ち方?でも良いではありませんか。
ただの嫌がらせなのかもしれませんが、どうせ負けるならパプテマス・シロッコよろしく相手の精神を奪ってやりたいのです。精神を刻む者になりたいのです。
更に『心』『技』とくれば、残りは『体』。できることなら、『心技体』の三位一体となった勝負を相手に挑みたいものです。
しかし、こと『体』の勝負、この場合『体力』を削る手段などさすがに知的ゲームのMTGには・・・
あ、あった!
ということで出来上がったのが以下のデッキです。
■デッキ名:心と体をコントロール
1:【クリーチャー】
1:冥界のスピリット/Nether Spirit
20:【呪文】
4:強迫/Duress
4:暗黒の儀式/Dark Ritual
4:無垢の血/Innocent Blood
4:喉首狙い/Go for the Throat
2:悪魔の布告/Diabolic Edict
2:滅び/Damnation
16:【シャッフル呪文】
4:法務官の掌握/Praetor’s Grasp
4:気前のいい後援者/Noble Benefactor
4:サディストの聖餐/Sadistic Sacrament
2:ロボトミー/Lobotomy
2:撲滅/Eradicate
23【土地】
4:Underground Sea
4:汚染された三角州/Polluted Delta
2:水没した地下墓地/Drowned Catacomb
2:陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
4:不毛の大地/Wasteland
7:沼/Swamp
聡明な皆様ならもうお分かりだと思いますが、このデッキは『そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。』効果を持つ、対戦相手にシャッフルを強要するカード(以下シャッフル呪文)ばかりで構成されております。
基本戦略として、これらのシャッフル呪文を駆使し、面倒なシャッフル作業を通じて相手の体力をガンガン削っていくのです。
シャッフル呪文は比較的マナコストが重いのですが、暗黒の儀式や陰謀団の貴重品室を駆使することで夢の1ターンマルチシャッフル強要も夢ではありません。
もしも相手がフェッチランドを使っていたらこちらのもの、指先が痙攣するまでシャッフル攻めです。
加えてシャッフル呪文は、対戦相手のライブラリからカードを抜き取る効果のものが多く、相手の好みのカードを根こそぎ消し去ってあげることで、その先の勝負もどこか物足りなくさせることができ、相手の精神力もガンガン削っていきます。
ちなみに、こちらの勝ち手段は潔く『冥界のスピリット』のみ。
この死んでも死んでも戻ってくるクリーチャーによって、対戦相手はチクチクとそのライフを削られていくのです。
このデッキなら『心』『技』『体』の三位一体となった勝負を展開することができるはずです。
こんなデッキ使いたくない。
仲間内では勝率1割を切る私が久しぶりに勝利を収めました。
しかし何故でしょう。10試合ぶりくらいの勝ち星でしたが、ほとんど嬉しくありませんでした。
それは、対戦相手がフルパーミッションであったため、対ビートダウン戦では考えられない程の長丁場を戦い抜き、更にこちらのプレイするカードが尽く打ち消されていったため、単細胞な私は精神的にボロボロになり疲れ切ってしまっていたのです。
MTGは手札を駆使して対戦相手とライフを削り合う、言わばお互いの『技』を競い合うものだと思っていました。
しかし、同時に精神力の削り合いでもあり、『心』と『技』の両方を競い合うものだということをその時改めて思い知らされました。
となると、勝率1割を切るノンテクニックな私の場合、いっそのこと『技』は捨て置いて、相手の精神力を削りに行くという『心』に勝負所を絞っても良いかもしれません。
疲労困憊になった対戦相手をライフ0の私が見下ろす。試合に負けて勝負に勝つ!そんな勝ち方?でも良いではありませんか。
ただの嫌がらせなのかもしれませんが、どうせ負けるならパプテマス・シロッコよろしく相手の精神を奪ってやりたいのです。精神を刻む者になりたいのです。
更に『心』『技』とくれば、残りは『体』。できることなら、『心技体』の三位一体となった勝負を相手に挑みたいものです。
しかし、こと『体』の勝負、この場合『体力』を削る手段などさすがに知的ゲームのMTGには・・・
あ、あった!
ということで出来上がったのが以下のデッキです。
■デッキ名:心と体をコントロール
1:【クリーチャー】
1:冥界のスピリット/Nether Spirit
20:【呪文】
4:強迫/Duress
4:暗黒の儀式/Dark Ritual
4:無垢の血/Innocent Blood
4:喉首狙い/Go for the Throat
2:悪魔の布告/Diabolic Edict
2:滅び/Damnation
16:【シャッフル呪文】
4:法務官の掌握/Praetor’s Grasp
4:気前のいい後援者/Noble Benefactor
4:サディストの聖餐/Sadistic Sacrament
2:ロボトミー/Lobotomy
2:撲滅/Eradicate
23【土地】
4:Underground Sea
4:汚染された三角州/Polluted Delta
2:水没した地下墓地/Drowned Catacomb
2:陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
4:不毛の大地/Wasteland
7:沼/Swamp
聡明な皆様ならもうお分かりだと思いますが、このデッキは『そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。』効果を持つ、対戦相手にシャッフルを強要するカード(以下シャッフル呪文)ばかりで構成されております。
基本戦略として、これらのシャッフル呪文を駆使し、面倒なシャッフル作業を通じて相手の体力をガンガン削っていくのです。
シャッフル呪文は比較的マナコストが重いのですが、暗黒の儀式や陰謀団の貴重品室を駆使することで夢の1ターンマルチシャッフル強要も夢ではありません。
もしも相手がフェッチランドを使っていたらこちらのもの、指先が痙攣するまでシャッフル攻めです。
加えてシャッフル呪文は、対戦相手のライブラリからカードを抜き取る効果のものが多く、相手の好みのカードを根こそぎ消し去ってあげることで、その先の勝負もどこか物足りなくさせることができ、相手の精神力もガンガン削っていきます。
ちなみに、こちらの勝ち手段は潔く『冥界のスピリット』のみ。
この死んでも死んでも戻ってくるクリーチャーによって、対戦相手はチクチクとそのライフを削られていくのです。
このデッキなら『心』『技』『体』の三位一体となった勝負を展開することができるはずです。
こんなデッキ使いたくない。
【MTG】焼肉におけるMTG理論の応用
2011年10月4日 TCG全般 コメント (6)先日友人と焼肉に行った際、
突然友人が『俺のハラミあげるから、カルビ頂戴!』と言って、焼け焦げたハラミ一枚を私に押し付け、代わりに私が真心こめて育て上げた上カルビ二枚を持っていってしまいました。
その瞬間、怒りに震える私の脳裏に一筋の稲妻がほとばしりました。
『これはMTGで言うところのヒムトゥーよろしく1:2交換に他ならない!!もしかしたら焼肉の場にもMTGの理論は通用するのではないのか!?』
などと、本当、頭の悪い閃きです。
確かに、互いの信念を賭けて肉を奪い合う焼肉の場とは、互いのプライドを賭けてライフを削りあうMTGのデュエルに通ずるところがあります。
例えば、手元にある生肉の潤沢さはそれ即ち『ハンドアドバンテージ』であり、
網の上にセットした肉の豊富さはそれ即ち『ボードアドバンテージ』と言い換えることができるでしょう。
そこで今回はMTGの理論に従って、理想的な焼肉デッキ(メニュー)の構築を考えてみたいと思います。
まず、MTGにおいてカードのもつ『マナコスト』は、デッキを構築する上でとても重要なパラメータとなりますが、
焼肉の場合、メニューが焼けるまでの時間をマナコストに例えることができます。
焼けるのが早い(マナが軽い)ものほど早く口元に召喚することができるのです。
私の独断ですが、焼肉屋メニューのマナコスト(焼け易さ)は大まかに以下の通りとなります。
【低マナコスト】
カルビ,タン,ハラミ
【中マナコスト】
ロース,味噌カルビ
【高マナコスト】
ホルモン,野菜各種
MTGの呪文は基本的に軽ければ軽いほど良いとされています。呪文をより早く多くプレイすることが可能になるからです。
それは焼肉の場合も同様で、焼け易い肉が手元にあればあるほど、相手よりも早く多く食べることが可能になります。
所謂『テンポアドバンテージ』の概念ですね。
従って、理想的な焼肉デッキは低マナコストに寄せるべきであり、以下のようなレシピが考えられます。
【焼肉ウィニー(タッチアイス)】
4:カルビ
4:タン
4:ハラミ
2:ロース
1:アイスクリーム
(単位は人前)
これなら序盤にカルビ等の軽い肉を高速で展開してアドバンテージを確定させた後、エンドカードもといデザートのアイスクリームに繋げることが可能です。
初心者にも使いやすいアーキタイプと言えるでしょう。
今回も無駄な時間を費やした感が否めません。
今度は焼肉のコンボデッキやコントロールデッキの構築に挑戦してみたいです。
突然友人が『俺のハラミあげるから、カルビ頂戴!』と言って、焼け焦げたハラミ一枚を私に押し付け、代わりに私が真心こめて育て上げた上カルビ二枚を持っていってしまいました。
その瞬間、怒りに震える私の脳裏に一筋の稲妻がほとばしりました。
『これはMTGで言うところのヒムトゥーよろしく1:2交換に他ならない!!もしかしたら焼肉の場にもMTGの理論は通用するのではないのか!?』
などと、本当、頭の悪い閃きです。
確かに、互いの信念を賭けて肉を奪い合う焼肉の場とは、互いのプライドを賭けてライフを削りあうMTGのデュエルに通ずるところがあります。
例えば、手元にある生肉の潤沢さはそれ即ち『ハンドアドバンテージ』であり、
網の上にセットした肉の豊富さはそれ即ち『ボードアドバンテージ』と言い換えることができるでしょう。
そこで今回はMTGの理論に従って、理想的な焼肉デッキ(メニュー)の構築を考えてみたいと思います。
まず、MTGにおいてカードのもつ『マナコスト』は、デッキを構築する上でとても重要なパラメータとなりますが、
焼肉の場合、メニューが焼けるまでの時間をマナコストに例えることができます。
焼けるのが早い(マナが軽い)ものほど早く口元に召喚することができるのです。
私の独断ですが、焼肉屋メニューのマナコスト(焼け易さ)は大まかに以下の通りとなります。
【低マナコスト】
カルビ,タン,ハラミ
【中マナコスト】
ロース,味噌カルビ
【高マナコスト】
ホルモン,野菜各種
MTGの呪文は基本的に軽ければ軽いほど良いとされています。呪文をより早く多くプレイすることが可能になるからです。
それは焼肉の場合も同様で、焼け易い肉が手元にあればあるほど、相手よりも早く多く食べることが可能になります。
所謂『テンポアドバンテージ』の概念ですね。
従って、理想的な焼肉デッキは低マナコストに寄せるべきであり、以下のようなレシピが考えられます。
【焼肉ウィニー(タッチアイス)】
4:カルビ
4:タン
4:ハラミ
2:ロース
1:アイスクリーム
(単位は人前)
これなら序盤にカルビ等の軽い肉を高速で展開してアドバンテージを確定させた後、エンドカードもといデザートのアイスクリームに繋げることが可能です。
初心者にも使いやすいアーキタイプと言えるでしょう。
今回も無駄な時間を費やした感が否めません。
今度は焼肉のコンボデッキやコントロールデッキの構築に挑戦してみたいです。
【MTG】1点ダメージの本当の価値
2011年10月2日 TCG全般 コメント (2)以前から気になっていたのですか、MTGにおける1点のダメージとはどの程度のものなのでしょう。
バールのようなもので殴った程度?それとも足の小指をタンスの角にぶつけた程度でしょうか?
百獣の王ライオン(サバンナライオン)の一撃が2点のダメージというところを考えると、少なくとも1点は飼い猫の一撃よりは威力がありそうに感じられます。
同様の疑問は、これまでにも国民的RPG『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』等で侃々諤々の議論がなされてきました。
今回、無謀は承知の上で、今一度MTGにおける1点のダメージを定量的に考えてみたいと思います。
カードリストを一通り眺めた結果、1点ダメージの威力(エネルギー)を考える上で一つ基準になりそうなのは『稲妻』と判断しました。
理由としては、
①:稲妻は現実の世界にも存在(カードの絵も現実の稲妻と極めて近い).
②:ダメージが3点固定.
③:稲妻のエネルギーは比較的定義が容易.
といった点から考察が楽になりそうだからです。
従って、極めて乱暴な考えではございますが、
『現実の稲妻のエネルギー ÷ 3 = 1点のダメージのエネルギー』の関係が成り立つはずです。
この際、稲妻の放出時間がどうとか熱がどうとか電流がどうとか細かいことは考えません。
とりあえず事象側が持っているエネルギーだけに絞って考えてみましょう。
諸説あるようですが稲妻のエネルギーは300MJ(メガジュール)程度とのことなので、1点のダメージは100MJとなります。瞬間的に何かしらの形で100MJ相当のエネルギーを相手にぶつければ1点のダメージになります。
ただ、一口に100MJの威力といっても、中々イメージが沸きづらいと思います。
そこで、他の方法で100MJ相当のエネルギーをぶつける場合を計算したところ、以下のような感じになりました。
【ライフ1のプレイヤー,タフネス1のクリーチャーを倒す方法】
■TNT火薬約25kgを爆発させる.
■直径10cm程度の隕石をぶつける.
■大型トラック10台で時速200km程度出して突っ込む.
(どうでもいいことですが、トラック10台を召喚するのはなかなか面倒くさそうですね。大型トラックって無色3マナくらいはかかりそうなイメージです。)
大分無駄な時間を過ごした感が否めませんが、とりあえずMTGにおけるダメージ1はかなり重いものであることは間違いなさそうです。
結論:パワー2のサバンナライオンはただのライオンに非ず
*計算はかなり適当なのでご容赦ください。
バールのようなもので殴った程度?それとも足の小指をタンスの角にぶつけた程度でしょうか?
百獣の王ライオン(サバンナライオン)の一撃が2点のダメージというところを考えると、少なくとも1点は飼い猫の一撃よりは威力がありそうに感じられます。
同様の疑問は、これまでにも国民的RPG『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』等で侃々諤々の議論がなされてきました。
今回、無謀は承知の上で、今一度MTGにおける1点のダメージを定量的に考えてみたいと思います。
カードリストを一通り眺めた結果、1点ダメージの威力(エネルギー)を考える上で一つ基準になりそうなのは『稲妻』と判断しました。
理由としては、
①:稲妻は現実の世界にも存在(カードの絵も現実の稲妻と極めて近い).
②:ダメージが3点固定.
③:稲妻のエネルギーは比較的定義が容易.
といった点から考察が楽になりそうだからです。
従って、極めて乱暴な考えではございますが、
『現実の稲妻のエネルギー ÷ 3 = 1点のダメージのエネルギー』の関係が成り立つはずです。
この際、稲妻の放出時間がどうとか熱がどうとか電流がどうとか細かいことは考えません。
とりあえず事象側が持っているエネルギーだけに絞って考えてみましょう。
諸説あるようですが稲妻のエネルギーは300MJ(メガジュール)程度とのことなので、1点のダメージは100MJとなります。瞬間的に何かしらの形で100MJ相当のエネルギーを相手にぶつければ1点のダメージになります。
ただ、一口に100MJの威力といっても、中々イメージが沸きづらいと思います。
そこで、他の方法で100MJ相当のエネルギーをぶつける場合を計算したところ、以下のような感じになりました。
【ライフ1のプレイヤー,タフネス1のクリーチャーを倒す方法】
■TNT火薬約25kgを爆発させる.
■直径10cm程度の隕石をぶつける.
■大型トラック10台で時速200km程度出して突っ込む.
(どうでもいいことですが、トラック10台を召喚するのはなかなか面倒くさそうですね。大型トラックって無色3マナくらいはかかりそうなイメージです。)
大分無駄な時間を過ごした感が否めませんが、とりあえずMTGにおけるダメージ1はかなり重いものであることは間違いなさそうです。
結論:パワー2のサバンナライオンはただのライオンに非ず
*計算はかなり適当なのでご容赦ください。
【MTG】大きな勘違い
2011年10月1日 TCG全般私がMTGに初めて触れたのは義務教育真っ盛りの頃、
『カンチョウ』とか『傘の柄を股間に引っ掛ける』などといった肉体派の遊びがメインだった世界に、突如現れた深謀遠慮めぐらす知的ゲームでした。
初めてのカードゲームだったということもあり、あの頃は思い込みとか勘違いとかが多く、ちょっと思い出しただけでも以下のようなものがありました。
■『火の玉』に無限の可能性を感じました。
これ一枚で7,8点は削れる!2枚引いた瞬間、勝利がほぼ確定!
■『再生』能力に圧倒的存在感を感じました。
これ一枚でどんな攻撃も堪え切れる!ヒュンケルの不死騎団より不死!
■『防御円』にチート級の支配力を感じました。
5種類4枚、20枚入れるしかない!無敵結界を築く!
かくして脳汁が溢れたまま作成したデッキは、
・火の玉4枚,分解4枚
・蠢く骸骨4枚,ウスデントロール4枚
・防御円20枚
・その他好きなカード
といったような、カードショップの『1枚10円ボックス』の中身の束を、そのまま掴んで引っ張って来たような構成です。
ちなみに強引にカテゴライズするなら白黒赤中速ビートダウンでしょうか。
そういえば初めて見た『Hymn to Tourach』の読み方が良く分かりませんでした。こいつに至っては最近まで『ヒムントゥートーチ』とか読んでいました。
『カンチョウ』とか『傘の柄を股間に引っ掛ける』などといった肉体派の遊びがメインだった世界に、突如現れた深謀遠慮めぐらす知的ゲームでした。
初めてのカードゲームだったということもあり、あの頃は思い込みとか勘違いとかが多く、ちょっと思い出しただけでも以下のようなものがありました。
■『火の玉』に無限の可能性を感じました。
これ一枚で7,8点は削れる!2枚引いた瞬間、勝利がほぼ確定!
■『再生』能力に圧倒的存在感を感じました。
これ一枚でどんな攻撃も堪え切れる!ヒュンケルの不死騎団より不死!
■『防御円』にチート級の支配力を感じました。
5種類4枚、20枚入れるしかない!無敵結界を築く!
かくして脳汁が溢れたまま作成したデッキは、
・火の玉4枚,分解4枚
・蠢く骸骨4枚,ウスデントロール4枚
・防御円20枚
・その他好きなカード
といったような、カードショップの『1枚10円ボックス』の中身の束を、そのまま掴んで引っ張って来たような構成です。
ちなみに強引にカテゴライズするなら白黒赤中速ビートダウンでしょうか。
そういえば初めて見た『Hymn to Tourach』の読み方が良く分かりませんでした。こいつに至っては最近まで『ヒムントゥートーチ』とか読んでいました。
【MTG】デッキと性格
2011年9月28日 TCG全般他の方々のMTGブログを拝見すると、皆様、極めて高度な分析論や戦術論を執筆されており、私は開始3日目で自分のブログの稚拙さに恥ずかしさを覚えてしまいました。
しかしながら、私は技術も知識も持ち合わせていないため、高度な考察など到底無理です。
そこで、これまでのMTGの経験、そして強烈な独断と偏見で、使っているデッキカラー(2色)によるプレイヤーの性格判断のようなものを考えてみました。
血液型占いとか、星座占いのようなやつですね。
ただし、経験1割、独断と偏見9割なのでご容赦ください。
【白青】
控え目なところもあるが爽やか
【青黒】
思慮深く陰謀とかが好き
【黒赤】
突っ走る傾向があるが潔い
【赤緑】
強引なところもあるが頼られる親分肌
【緑白】
シンプルだけどおおらかで優しい
【白黒】
マイペースな面もあるが真面目
【青赤】
変り者だけど天才肌
【黒緑】
実力主義で勝負事にはシビア
【白赤】
軽そうに見えて実は堅実
【緑青】
エコが好きでゴミの分別とかしっかりする
最後だけは結構自信あります。
しかしながら、私は技術も知識も持ち合わせていないため、高度な考察など到底無理です。
そこで、これまでのMTGの経験、そして強烈な独断と偏見で、使っているデッキカラー(2色)によるプレイヤーの性格判断のようなものを考えてみました。
血液型占いとか、星座占いのようなやつですね。
ただし、経験1割、独断と偏見9割なのでご容赦ください。
【白青】
控え目なところもあるが爽やか
【青黒】
思慮深く陰謀とかが好き
【黒赤】
突っ走る傾向があるが潔い
【赤緑】
強引なところもあるが頼られる親分肌
【緑白】
シンプルだけどおおらかで優しい
【白黒】
マイペースな面もあるが真面目
【青赤】
変り者だけど天才肌
【黒緑】
実力主義で勝負事にはシビア
【白赤】
軽そうに見えて実は堅実
【緑青】
エコが好きでゴミの分別とかしっかりする
最後だけは結構自信あります。
【MTG】デッキ作成のこだわり
2011年9月27日 TCG全般不屈の名作『ダウンタウン熱血行進曲』では、私は必ず『れいほう学園』だけを使うというこだわりを持っておりましたが、
MTGでもデッキ作成には強いこだわりを持ち、以下のような厳しいルールを自分に課すようにしております。
【デッキ作成鉄の掟】
①黒赤デッキであること(青のみタッチ可)。
②クリーチャー主体であること。
③クリーリャーは二足歩行可能であること(獣系はだめ)。
④純粋なクリーチャー除去カード(恐怖や終止等)は入れてはいけない。
これが私のデッキ作成のこだわりです。
大昔に雑誌で見かけた、初期エクステンデッド時の『青黒赤ウィニー』に言い知れぬ感銘を受け、いつしかそのデッキの作りが自分の中のルールになってしまったのです。
普段、レガシーフォーマットにて仲間内で遊んでおりますが、レガシーでは冷遇されし黒赤。
更にクリーチャー主体でありながら、クリーチャー除去は持たないという、さながらブライ、クリフト、ミネアのパーティーで、選んだ作戦は『じゅもんつかうな』のような状態です。
当然仲間内ではサンドバック状態であり、自分の思うように勝負を運ぶことができることから、よく友人達から新デッキのテスト運用相手に選ばれます。
MTGでもデッキ作成には強いこだわりを持ち、以下のような厳しいルールを自分に課すようにしております。
【デッキ作成鉄の掟】
①黒赤デッキであること(青のみタッチ可)。
②クリーチャー主体であること。
③クリーリャーは二足歩行可能であること(獣系はだめ)。
④純粋なクリーチャー除去カード(恐怖や終止等)は入れてはいけない。
これが私のデッキ作成のこだわりです。
大昔に雑誌で見かけた、初期エクステンデッド時の『青黒赤ウィニー』に言い知れぬ感銘を受け、いつしかそのデッキの作りが自分の中のルールになってしまったのです。
普段、レガシーフォーマットにて仲間内で遊んでおりますが、レガシーでは冷遇されし黒赤。
更にクリーチャー主体でありながら、クリーチャー除去は持たないという、さながらブライ、クリフト、ミネアのパーティーで、選んだ作戦は『じゅもんつかうな』のような状態です。
当然仲間内ではサンドバック状態であり、自分の思うように勝負を運ぶことができることから、よく友人達から新デッキのテスト運用相手に選ばれます。
MTGレガシーブログ
2011年9月26日 TCG全般知人へのプレゼントにと、ちょっと奮発して巷で噂の『精神的つまづき』を4枚調達した翌日、同カードがレガシーにて禁止カードに指定されました。
サプライズ用プレゼントとして購入したため、誰にも泣きつくことができず悶々としていたところ、MTGプレイヤーの方々が多数ブログを開催されているこちらを発見し、心の慟哭を綴るためこの度ブログを始めさせていただきました。
とりあえず友人へのプレゼントは、絶対禁止カードには指定されなさそうな『ラノワールのエルフ』にしようと思います。
よろしくお願い申し上げます。
サプライズ用プレゼントとして購入したため、誰にも泣きつくことができず悶々としていたところ、MTGプレイヤーの方々が多数ブログを開催されているこちらを発見し、心の慟哭を綴るためこの度ブログを始めさせていただきました。
とりあえず友人へのプレゼントは、絶対禁止カードには指定されなさそうな『ラノワールのエルフ』にしようと思います。
よろしくお願い申し上げます。